ネギま!159時間目 感想ピックアップ ~超の微笑みは3-Aに戻るカギ!~
はい! 今回もネギま!の感想の(ほぼ)全てを読んで感想をピックアップし、適宣引用、まとめつつ記事にして行こうと思います。

前回は原案、という形で参加しましたが、今回は、私こと「はし」が執筆いたします。今回も製作協力として、ペペロニさんと山岸さんにお手伝いをお願いしています。ありがとう!(ちなみに、やくろさんは今テスト期間だから無理とか言ってますので、参加してませんw)

それでは、今週の感想のトピックをまとめていきましょう。




今回の感想トピックは以下の通りです。
(この記事で触れるトピックは太字にしてあります)


・エヴァの簡易エクスキューショナーソード
(最も言及が多いかと思いきや、意外とそれほど多くなかった言及箇所。学園長のヒゲと関連して感想を書いていますね。)

・超の全身に広がる呪紋処理は!?
(Fateを引っ張りだす人多数w そうでなくとも、言及自体は結構多いです。超の放つ魔法についてもこの記事で言及するつもりです。)

・来週は休み!?そしてここで17巻分は終了!?
(今回最も言及の多い箇所w 流石に、次号が合併号なのに休載というのはネギま読者には効いたみたいですね。中途半端な、気になる終わりだー!と絶叫する人多数w)

・ネギプリ6発表は今週も休みな件
(流石にやきもきしてますw)

・ド派手な魔法バトル
(BASTARD!を引っ張りだす人が結構多いですね。こういうバトル展開は好まれているらしいですね。)

・赤松先生会心の一話とは?
(言及自体は少ないですが、面白い点なので、ちょっとコメントします)

・超の笑顔は?
(今回、次号休載に負けず劣らず言及の多かった箇所。今回はサブタイトルにあるように、ここを掘り下げてみます。)

・ハルナと古菲(茶々丸妹)
(言及は少ないけれども、一応。)



それでは、それぞれのトピックについて書いていきましょう!




◆エヴァの簡易エクスキューショナーソード

焦る学園長を止めるエヴァ。
止めるついでにおヒゲが切れてしまっている訳ですが(笑)
あっさりとした表情で止めるエヴァに、シリアスな場面なのに笑ってしまいますw

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ちなみに、このエヴァの使っている次元刀みたいなのwは、以前の刹那VSエヴァ戦でエヴァが用いた「エクスキューショナーソード」の簡易版だと言う意見が大半です。実際そうだと思われます。ちなみに、無詠唱呪文のようで、エヴァは詠唱している様子が見られません。エヴァにとっては咄嗟にだせる魔法なんでしょうね。

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こちらが刹那戦でのエヴァの使ったエクスキューショナーソード。
エヴァは学園祭でのネギの行動については、途中から、「関与しない」という方向性になっていて、行動基準が一貫しています。

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エヴァ「安心しろ 手はださん 明日も祭りだ 酒の肴に見物させてもらう」
「素晴らしい♪存分にやってくれ あのぼーやはどんどん困らせてやって構わんよ♥」


自分が関わらないだけではなく、学園長にもそれを強要している所を見ると、単に「酒の肴として眺めたいから」と言う訳じゃなさそうですね。上の画像の発言の後、ネギに直接、教育的指導(笑)をしている所を考えると、「ネギにとって確かな成長となると踏んでいるから、手を出さない・貸さない・貸させない」のでしょうかね。




◆超の全身に広がる呪紋処理は!?


超の呪紋処理について言及が多いですねぇー。

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それはさておき、超は呪紋処理によって確かに魔法を使えるけど、魔法を行使するたびに激痛が走る。という。

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呪紋処理により、ネギ以上の魔力を引き出していると記述されていますが、「魔法の"数"で劣るネギ」と「呪紋処理によって放たれた超の魔法」が打ち消しあっているように見えますね。


引用:いつかは何かがある「魔法先生ネギま! 159時間目 この後一体どうなるのよ?」

数の差

1回目
超→槍の火蜥蜴29柱
ネギ→戦の乙女17柱

2回目
超→連弾・火の59矢
ネギ→連弾・光の37矢

3回目
超→燃える天空
雷の暴風

いずれも、使っている魔法の威力は超>ネギですが、全て相殺しています。
やはり、無理やり魔力を増強している超よりも、自らの力であるネギの方が強いのでしょう。




ちなみに、打ち消しあっているように見えて、やっぱりネギは打ち消しきれてない、という見方が出来なくもないです。以下の画像を見てみると……

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超の火の精霊の方が、ネギの風精よりも数が多いですよね。ホンモノの魔法と、呪紋処理による魔法は魔法のコストパフォーマンス的な差で、結局引き分けてるんだという考えよりも、個人的にはこちらの考えのほうが自然かな、と思います。

そういえば、ネギの「風精召還」(3巻当時は8体)は、3巻のエヴァや5巻の小太郎が素手やら触媒やらで、割と簡単に迎撃して打ち落としてましたね。加えて、11巻において、小太郎が「サギタマギカは数が少なければ避けれるし障壁で防げる」と言っていた事もありました。

といっても、数で上回る分有利には違いないです。ネギは相殺し切れなかった分は自分で避けるか迎撃せねばならず、戦いで「後手に回らされている」のだと考えられます。だからその分の「ツケ」が「紅き焔」を喰らっているという形で表れているのだと見れそうです。

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ちなみに、ちゃっかり魔法攻撃に加えて、
強制時間跳躍弾による攻撃も行っていたりします。

非道なり超鈴音(笑)

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・超の呪文について。

毎回、ここの方が調べてくれてるのですが、コメント欄に残された通りすがりの方のコメントが大変興味深いので、引用します。

引用:風と共にふっ飛ぶ「159時間目感想」コメント欄

ご参考までに (23)
το συμβολαιον διακονητω μοι ο τυραννε φλογος
επιγενηθητω φλοξ καταρσεως
ρομφαια φλογινη
ρευσαντων πυρ και θειον
α επεφλεγον σοδομα
αμαρτωλους εις τον κουν θανατου
ουρανια φλογωσις
以上、アクセントと気音記号は省略しました。分解は基本的に正しいと思います(「ハマルトートゥス」は「ハマルトールゥス」の誤植でしょう)。ρομφαιαというのは見慣れない名詞なのですが、調べたらρομφαια φλογινηという語が七十人訳創世記にそのまま出てくることがわかりました(3.24「こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく炎の剣を置かれた」訳文は新共同訳)。



超の呪文中に「創世記」に登場する単語が!

引用箇所では無いですが、呪文に「ソドム」という単語が出てきているので、旧約聖書由来の魔法体系だってのも分かりますね。「燃え盛る大剣(ロンファイア・フロギネー:ρομφαια φλογινη)」が「きらめく炎の剣」という意味で聖書に出ていたのも見所かと。

七十人訳創世記についてはこちらも参考に。
セプトゥアギンタって奴ですね。七十人訳が古典ギリシア語じゃないギリシア語で書かれているので、超の呪文は古典ギリシア語じゃない可能性も・・・。




◆赤松先生会心の一話とは?

いきなり引用。

引用:ヤマカム「2006年12月06日(水)」

マガジンも新年1号を迎えました。新年1号では特別企画として連載中の全ての作品に拡大版あらすじとして「プレイバック」が掲載されていました。おそらく誰も読まないと思いますが。

そこには簡単なあらすじと作者自信の会心の一話が載っており、例えば「ネギま!」ですと会心の一話は102時間目「明日菜・オーパーフロー!?」が赤松先生会心の一話らしいです。(中略)
旧スクで鎖に繋がれハイソックスを履いて辱めを受けている絵こそが会心の一撃のはずです。





えぇと、どの絵が会心の一撃とか知ったことではないのですが、

恐らく、赤松先生がこの102話を会心の一話に選んだのは、読者アンケートが良かったからだと思われます。アンケートの結果についてはご本人の日記にも書かれています。101話で完全制覇。102話で二連続完全制覇達成となっています。

引用:2005年(後半)の日記帳 より

7月15日
(略)
担当から報告。101話目がまたまたアンケート完全制覇を達成!(^^)
本来は相反するパワーである燃えと萌えの融合技が功を奏したか、どうやら
一般層が広く読み始めてくれている模様です。(数字上では)
(略)

7月26日
(略)
102話目でまたアンケ完全制覇。この勢いはいつまで続くのでしょうか。今週、単行本1~10巻全て再版がかかりました。売れ売れです。感謝!
(略)



という訳で、アンケートが絶好調だった102話を会心の一話に選んでいる訳ですね。これは赤松先生本人も普段から言っているように「自分が好きなものを描くよりも、みんなが好きなものを描いて自分も好きになる」という性格が由来しているんでしょうね。参考として、こちらのイベントレポを挙げておきます。

引用:愚仮面「アニメ会・カミングアウトトークライブ『桜蘭高校アニメ部』レポ~その2:赤松健と熟女とか編」より

タツオ「熟女30人のクラスも見てみたいですけどね」

三平「それ夜間学校だろ」

赤松「でも美熟女とか、描くとなると大変なんですよ」

三平「熟女でありながら可愛く、っていうと難しいですよね」

国井「世にも出なかった赤松作品とかがあるってことですかね」

赤松「そうですね。でも、面白くないですよ。自分が好きな奴描いても。やっぱり皆が面白そうと思うものの方が面白いですよ



つまり、実に赤松先生らしい回答だったのですね(笑)
そういえば、編集部は明日菜VS刹那を記念してこんなモノも作ってましたしねwよっぽど編集部内でも評判が良かったのだと思われます。それで赤松先生の印象にも強く残ったのかも知れないですね。




◆超の笑顔は?

今回のメイントピックです。
超のこの染み入るような笑顔に撃沈してる人は多数でした。

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超にとってのこの微笑みは、ネギま!の物語上絶対必要な手続きだったなぁ、と思っています。また、その手続きを行うことに不自然さを感じさせないために、この話の中でしっかりと前フリしているのも見逃せません。

前フリとは即ち、古菲のことですね。

というのも、超とネギは戦っているけれども、二人の関係性を見直すと、「生徒-先生」という繋がりがある事に気づきますね。この関係性を頭に入れた上でここ最近のネギま!を読み返してみると、「ネギという先生は超という不良生徒をクラスに引き戻そうとしている」とも取れる訳ですw

ちなみに、これはこの記事を受けた読み方になっています。

引用:身辺雑感 脳をとろ火で煮詰める日記「思い出そう、ネギまは魔法「先生」なのだと」より

(略)
粉飾的なスケール操作を抜いて、超鈴音とのごたごたで骨格となる"実質的にやっていること"を抽出してみると、

・アタマの良い子が深刻な問題に答えを出しあぐねて過激な解決法に頼り、えらい事件を起こしてしまった。それが正しいかどうかは本人も分からない。
教師が辞職覚悟で身を張って止めに行く
・しかし教師もどう答えを出したものか悩んで躊躇してしまう。
・だが、クラスの教え子たちに励まされて「クラス一丸となって」問題にとりくむ
・問題児と教師の対決。
(略)



ネギはクラスに超を引き戻そうとします。しかし、超という不良生徒は、傍から見ていると突き抜ける所まで、突っ切っちゃってそうに見えます。このままでは超はクラスに戻れない所までたどり着いてしまいそうに見えるんですよね。また、超自身も「もう戻ることはできないなぁ」と感じているようです。超の笑顔はつまりそういう意味で、「もう戻れない」という超の思いの切なさを象徴してるんですよね。それが楽しかっただけに、よりいっそう切なく読者は感じる訳です。


しかし、ぶっちゃけた話。これは超の単なる思い込みで(笑)


なぜなら、超自身が「麻帆良学園での生活が楽しかった」と自分で認めたからですね。そもそも、考えてみれば、クラスメート達には十分過ぎるほど受け入れる体勢があったんですよね。それは15巻での「超りんお別れ会」で十分に描かれていました。

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しかし、このお別れ会は本来「開かれるはずのものじゃなかった」ものですよね。というのも、これは古菲がみんなに退学届けのことをバラしたからです。また、ここで超が古菲にだけはちゃんと別れを告げたというのもポイントです。

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つまり、超鈴音にとって、古菲はクラスメートの中でもっとも親しい存在であって、それ故に、この状況で古菲はクラスメートの代表的な立ち位置になっています。古菲は超とクラスメートの繋ぎ役です。

だから、今話で古菲は登場して、
超も真っ先に古菲からプレゼントを貰ったことを思い出します。

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(↑15巻にて)
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(↑159話にて)

また、今話での10Pで古菲を中心にして、葉加瀬や夕映の意識も超に集中しているのも見方のポイントの一つかと思います。

要するに、

超は「もう戻れない」と思っているけど、「超が戻ってきたいと願うなら、戻ってきてもいいんだ!」という状況をクラスメートが作り出していて、また「戻ってきてもいいんだ!」と思わせる役割がネギだということです。

だから、恐らくこれからのネギの行動はこれらを踏まえた方向に向かって進むはずです。「生徒-教師」という関係性で読むと、こういう読み方ができる訳ですね。

さて、ここで感想引用で、僕の読み方の視点から変えてみましょう。


引用:鯨飲馬食ブログ「『ネギま!』159時間目 英雄の類型」より

 今回の159時間目で17巻収録分は終わりのようなのだけど、ここから始まりってな感じ。まだまだ終わりは遠いな。環氏が終ワリノ始マリ - 158時間目で言った「主題のリフレイン・構図のリフレイン」という考えを用いると、今度はネギ君が超を導くってな流れかな。



この感想から、「主題・構図のリフレイン」という概念を説明している、終ワリノ始マリさんの感想を遡って見てみたのですが、これが面白かったので、更に引用。

引用:終ワリノ始マリ「158時間目」より

改めて冒頭の夕映に目線を向けるのが面白いかもしれない。128時間目でのどかにひっぱたかれた彼女が、ネギをひっぱたくという「ビンタの継承」の構図に、なかなか興味深いものがあるからだ。(中略)夕映はその言葉についカッとなって思わず彼を叩いてしまうのだが、結果的にはこれがネギをクラスメイト(アスナ、刹那、のどかや夕映達)の側へ引き戻し、超との戦いに向う彼の背中を押した格好になっている。ここで一つ思い出してもらいたい。のどかが夕映を叩いたのも、自分の恋心を認めることができずに共同体からドロップアウトしようとする夕映を無理やりこちら側に引き戻す為に、強行手段として仕方なくだったはずだ。(中略)かつての夕映と157時間目までのネギは立ち居地を同じくしている。そこで、のどかのビンタも夕映のビンタも、一人で“殉教”しようとするバカ者を後ろからふん捕まえて「ぶん殴ってでも仲間の元に連れて帰る」ための一撃として、物語内で同じ役割を果たしている。(中略)この被害者が加害者に、「教え諭された」者が「教え諭す」者へ、という構図は114時間目でもエヴァ→刹那→ネギという形で見られた。



なかなか面白い概念です。中略ばっかりですが、
是非記事を読むことをおススメします。

今回の場合。のどか→夕映→ネギ

と来て更に、のどか→夕映→ネギ→超

という3回目のリフレインが起こっているのがポイントです
(教師として、超をクラスに引き戻すことが、すなわち3回目のリフレインだという事)。
加えて、ネギはこの流れ以外にもエヴァ→刹那→ネギというリフレインを受けて現在の姿があるということもポイントですね。(まほら武道会での対戦から受け継いでいる)

さて、ここで私も参加してたチャット第二部から引用してみます
(ちなみに、二部はほぼ寝オチしてましたが)。

引用:「超鈴音編を少年漫画のワクに落とし込むには?」第二部 より

いずみの@講義中 の発言:

まぁ後は単純に

「超の計画は超には止められない」

ことも重要なんじゃ?

いずみの@講義中 の発言:

私が止まらなきゃいけないのは理解した、じゃあお前の手で止めてくれ」の世界ですよね。

仮に「ここで止まって当然」と超が思ったとしても、自分では止まらないと。

結城 の発言:

最終的にはそこに行ってもらわないと困るかな



ここでの「私が止まらなきゃいけないのは理解した」というのは、論理的に説得された、把握した……というよりも「超自身が、3-A(特に古)と別れたくないという自分の気持ちを自覚してしまった」というニュアンスの方が適切だと考えられます。超がそういう潜在的な意識を持っているという。「そう思ってるなら戻ってこれるよ」と伝えて引っ張ってくるのがネギの役割、というのはさっき書いた通りですね。

同じ引用先で、他には、

結城 の発言:

超にとってはその手段しかないワケで、それは理屈で押されようがどうなろうが、

手段そのものを変えるわけにはいかない
、ということです

だから、間違ってるとか間違ってないとかは正直どうでも良いことで、



ここら辺も最近の展開と合致している部分ですね。
超は「言葉などでは止まらぬヨ!」と断言してますからね。

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展開予想としては的中と言って良いんじゃないでしょうか。
ちなみに、これは10月24日に出された記事ですね。152時間目の時点での予想となっております。

恐るべし・・・。




今回のピックアップは以上です。楽しんで頂けたでしょうか?
次回は年末になってしまうので、若干更新できるか不安ですが(笑)
よろしくお願いします!


文責(執筆):はし
画像提供:ペペロニ
製作協力:山岸
[PR]
by negima-matome | 2006-12-16 01:04 | ネギま感想ピックアップ
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